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LINEについての書籍を読みました

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LINEが登場して、スマホが
ずいぶんコミュニケーションの形が
変わったな、と思います。

























本編で面白かった部分は

大学1年→2年→3年→4年→院で
使うツールに変化がでること。

大学1年はLINEを使っていて
年が上がるごとにTwitterに移行するというデータは
おもしろい視点で調査してあるなぁ、と。

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あとLINEをネット史の中に簡潔にわかりやすく位置づける試みが
特別インタビュー3の夏野剛氏のインタビューだった。

とくに、ぽいぽんが業界に入ってきたときの
ギョーカイの空気なんぞ、我々パンピーには
知る由もないわけで
それを知るだけでもおもしろい。

2000年代中盤までは
中国のメーカーがチップだけ借りて
安いガワをつくっていたケータイ。

(この空気は覚えているなぁ…私のガラケーコレクションを見よ)


そこにiPhone(以下、ぽいぽんと表記)
が世界に向けて3G版を出してきたのが2008年。

ギョーカイ側としては「そんなにうまくいかないんじゃない?」という
空気だったそうな。

それがうまくいったため、ギョーカイはパニック。
ぽいぽんはキャリアに対する気遣いが無く(←なるほど)
「アプリで通話」というのをやった。

Googleもぽいぽんをモデルとして
Androidをつくったので
通信業界の都合を
無視して伸びたのがスマホ。

そしてそのチャンスをあらゆる角度からモノにしたのがLINE。

なんで、通話無料、メールも無料ができたかといえば、
開発側がキャリアとつきあいがなく、審査はAppleやGoogleだったから
なんだそうで…キャリアのほうが怒るかといえば
もう通話定額にしてある&競争はげしいので
なんであろうと組んで行こうという姿勢になったそうな。

====================

開発者のインタビューの
「FacebookとLINEは裏と表」
「ラインスタンプが出来た経緯、制作の裏話」も
面白かったけど、まー、あんまり書きすぎると
あれなので、興味のある方は読んでみればよいのではないかと。

あと、普段使っているモノの
背景をはっきり知っておくのも
重要なことだと思いますわ。
どんな人たちがどんな経緯で開発し、
それが自分の手元に来ているのか
知っていて使うのと知らずに使うのでは
全然違いますからねぇ。
LINE使っている人は読んでみて損はないと思います。

にしても、ぽいぽんが入ってきてから
世の中がどんどん変わってきた。

LINEの登録者数の爆発的な増加の次には
何がやってくるんだろうか…

『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)

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LINE に特化した本を読んだので…

http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/line.html

今度は総括的に若者の動向がわかりそうな本を読んでみました。
私はKindle版で読みました。




この本、何か掘り下げて考えるというよりは
「いまの日本の普通」が何なのか
俯瞰で見る事ができる良書ですわ。

以前、ここで「ふつうの人」を推してみたが…

http://riekonaito.blogspot.jp/2013/11/blog-post_17.html

この『ソーシャルネイティブの時代』が
「あ、これ良書だな」と感じさせるのは
冒頭に「ふつうの人」について触れてあるところです。

もはや、ふつうの人がわからないから
ふつうの人の輪郭を描いてくれる書籍の登場を待っていたのだ。

1)わずか十数年前までは「ふつうの人」という言い方が通用したが
いまは「どんな人?」と聞き返される可能性が高い。

2)ネットができたから。

3)いまのふつうの人は、経済的に見ても厳しそうなのに
楽しそうにやれてそうに見える。

4)昔は飲み会や合コンがないと盛り上がらなかったが
いまはネットでしかも無料コンテンツが無尽蔵にある。

関連記事:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/08/blog-post_6262.html

5)ほかにもファストファッションや

関連記事:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/12/blog-post_8625.html

リアルのバーチャル化
(以下の動画、スマホで表示されない場合はPCで)

シェア、価格比較、ソーシャルメディア、スマホ
などでお金をかけずにハッピーになれるように…

MIXI:2004年
https://mixi.jp

Twitter:2007年
https://twitter.com

6)いまや日本人のデート率は8%
(むしろリア充がレアなのか)

7)10代よりも20代がアニメ・漫画を消費している。

8)2004年→2006年の大きな変化は着目すべき点。

2004年:グリー、mixi、電車男

2005年:↑これらが一般化

2006年:ニコニコ動画

関連記事:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/2002.html

の流れで考えると、変化がわかりやすいなぁ。

9)でもアメリカでも変化おきている。
2010年には「米国人のネット利用がテレビの視聴時間においつく」

10)この本で一番ビンゴだった部分は
「アバター」についての考察があったこと。

*語源はインド神話
*コンピューターの世界では1980年代から使われていた
*なんとFMTOWNSにすでにアバターあったそうな(知らなかった)

この時代です:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/08/blog-post_29.html

*アバターとは「自分の気持ちを間接的に表現」するものってのが
本書のアバターの見方なんだけど、これは違う人もいるかもしれない。

理想の自分っていうのもあるかもね

関連記事:http://riekonaito.blogspot.jp/2014/01/blog-post_7044.html

======================

ちなみに、一番面白いのが…

この本は2011年に書かれたってことなんです。

そして、この本は「いま少し見えているけれど、これから
こうなっていくだろう」という予想で締めくくられている。

この3年前に「著者が予言したこと」がめちゃ鋭い!!

「当たっている」ということに感動するもよし
「あー、そこはうまくいかなかった」とツッコミを入れるのも良し。

いずれにしてもオモロい。

そして、この本の続きとしてLINEの本
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/line.htmlを読むと
過去→現在の流れが繋がります。



<まとめシリーズ4>ネットカルチャー&若者文化

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まとめシリーズ第4弾は趣向を変えて
「ネットカルチャー&若者文化」にします。

2000年代のネットカルチャー
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_18.html

現在のネットカルチャー
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/line.html

ニコニコ動画
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/2002.html

ソシャゲ
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_7793.html

雑誌批評怪人出現
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/15.html

ネットカルチャーとガールズカルチャーの交差

ネット処世術と自撮りとプリクラ

ネット時代における雑誌の存在

ネットと霊性

スクールカーストの終焉

それについてまとめたエッセイ
盛り文化再考

自分探し2.0

↑についての、どくしょさんとの対談
ネットにより「服装の反抗」は終わったのか…?
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/03/blog-post_3634.html

33歳だった私とJBが若者について語る微妙な企画
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/10/blog-post_29.html

シリーズ・スマホで若者文化は変わったのか?
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/02/blog-post_4143.html

地方にこもる若者たち
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/08/blog-post_19.html

若者にとっての友達とは
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_3302.html

33歳だった私とJBが友達について語る微妙な企画
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_8.html

『ギャルと不思議ちゃん論』
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html

↑の続き
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/blog-post_22.html

再ヤンキー化
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/03/blog-post_30.html

アリスブーム
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_649.html

サブカル勢が出てきたのはどのあたりか
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/blog-post_19.html

サブカルの歴史
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/01/blog-post_20.html

『ヤンキー文化論序説』
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_23.html

KAWAII文化
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_11.html

KAWAII文化海外経由で原宿へ
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/10302560.html

6%DOKIDOKI
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_6720.html

セバスチャンの経歴
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_942.html

ギャル男
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/03/blog-post_4074.html


若者文化・海外編==============

イギリスの若者文化・スキンヘッズ
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_14.html

イギリスの若者文化・モッズ
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_16.html

グラムロック
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_5556.html

パンク
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_15.html

エドロス
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/03/blog-post_15.html

======================

原田曜平『ヤンキー経済』

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昨日、若者文化とネットカルチャーについての記事を
まとめていた流れで…

http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_20.html

最新のヤンキー考察本も読むべきだろう、
でも読んだら憤死しそう…
あーでも読まないと前に進めなさそう…
を108回くらい逡巡した結果…

読みました、この本。




そして、案の定、読んでから気分がダダ下がりです。
体温まで下がり
指先が冷たいです。

地方に住んでいて、仲間の中の世界で
楽しくやっている層は「自分たちのことが書いてある」と思うかもしれないし
東京に住んでいるエリート層は「むこう側の世界」として半笑いしながら
この本を読んでいると思う。

そして、地方に住んでいて「仲間たち」にも入れず
かといって東京に住んでいるわけでもない自分は
この本を読んで体温が低下しました。

どうして、少なくとも、いくばくかの愛をもって描く事ができないんだろう…。
マイルドヤンキー向けの「らくらくフォン」をつくれば売れるかも、
なんてよく書くよ…(冷や汗)

東京の「変わった形の眼鏡」をかけた人とかが
半笑いしながら「B層向けの商品」(本書で「優良な消費者」とも
別称されていたのでこわくなった)とやらを開発しているんだなぁ〜
と知らなくてもいい裏側の空気を知ってしまった瞬間でした。

本書にこんな記述があるんです。
「若者たちが消費をしなくなり、なかなか自社商品が若者たちの
間でヒットしないと悩んでいる企業も多いと思います。
ぜひ、この本をお読みいただき、
自社商品を若者たちにヒットさせるヒントを
読みとっていただければ幸いです」

ですって…

それでも、気をとりなおしつつ読めば以前のヤンキー研究よりは
いくぶんかマシにはなってきていることは確かで。

ヤンキーとレヴィ=ストロースを結びつけた論や
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_23.html

ここらへんのファンタジー
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_30.html
よりは、かなり研究が進んでいることは確かでありましょうぞ。

とりあえず、現代のヤンキー像をイメージしやすくするために
「マイルドヤンキー」という名称をつくったらしい。

定義はこれ:「上京志向がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤を
構築し、地元から出たがらない若者たち」

・・・・・・・・だそうだ。

「地元から出ようにも出られない奴」と
「上京した若者をひがむ人」(←自分はここに当て嵌まるのかなぁ
ではなく、あくまでも「絶対に地元を出たくない」という
新しい種族だそうで…「新保守層」とも呼べるんだそうな。

=================

<コメント>

新保守層は「賢い選択」をして、こういう心持ちで生きている
というパターンもあると思う。
「出たくない」というよりは、自分の縄張り以外の世界を
知ってしまうとつらくなるから情報を入れない、っていう
側面もあると思う。
それは知恵の一種なのかもしれない。

そして、地方で保守的に生きる人こそが
日本を支える基盤であって、
決してオサレ眼鏡に「優良な消費者」とか搾取対象として
見下げられるべき存在じゃない。

日本に住む誰しもが、東京の
オサレ眼鏡パーマに見下されるべきではないと
ワシは思うんじゃ。
そんなに見下すんなら
東京オサレ眼鏡パーマだけが
独立して、皆で自給自足すればよかろう。
オサレカフェで出される野菜とかも、
パンケーキに使う粉とかも自分でつくりなはれ。
パンケーキに乗せるホイップクリームに使うミルクも
自分で搾乳すればいいやん、という感じです。
搾乳しやがれ!
============================

気をとりなおして…新保守層の
生態(この本では調査対象が少なすぎるが、まぁ(仮)で
受け入れるとして)を見てみよう…

*地元の範囲は5km
*ミニバンで仲間と遊びに行く
*イオンは夢の国
*ゼロ年代後半以降から「マイルドヤンキー」に移行
*その背景にあるのは「バブル経済崩壊後、がんばっても上京しても
しゃーないから」
*上京するのは「そんな環境要因に左右されないほど有能な若者」か
「趣味に強烈に没頭している若者」

…この「趣味」ってのは、大きいと思う。
趣味の聖地というかサブカル勢は
店やイベントやらに集うんだと思います。
学生さんを見ていても、上京の頻度が高い人は
趣味への情熱が半端ないっす。

==================

あと、悔しい事に(なにが悔しいのかもはやよくわからん)
新保守層がどんな風にネットを使っているのか
分析が当たっている気がする。

SNSでの連絡は密に行うが、あくまでも狭い仲間内だけ、
…パソコンのメールは使わない、
Twitterは内輪ネタ、Facebookも内輪だけだから友達の人数少ない。
これは「あーわかる」と思う。

あと、意外にアニメが広がっているっていうのは
「よく調べてあるなぁ」と感心してしまった。

ラノベ・漫画・ボカロ・動画・エヴァが
マイルドヤンキー層を取り込んだのは当たっている。
それを繋いでいるのが「パチンコホール」ってのは
私の地元でも数年前に聞いたことのある話なので納得しました。

憤死しそうになりながら読みましたが、
客観的に見て、得るべきところはある本です。

ただ、「地方を見下げている感」
をもっとマイルドにして欲しかった。
マイルドヤンキーをマイルドに見てほしい。
というか、マイルドヤンキーという名称そのものを
もっともっとマイルドな別称にしてほしい。
非常に多くの日本人が地方で地道に生きているんだから
「置かれた場所に咲く花のような若者」とか呼べばいいやん。
実験対象のマウスのデータをとっているわけじゃないんだから
そこに、一さじの愛を入れてほしい。
地方に住む読者の切なる願いです。

ヤンキー批評コンテンツは誰が楽しんでいるのか?

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昨日…
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_21.html

この記事を書いたら、ありがたいことに
多くの反響をいただきまして…

そちらを整理させていただきましてから
次に進みたいと思います。

====================

氷川博士:ないとー博士も環境が違ったら
東京に行っていたのではないの?

で、フナッシーの中の人になって有名になって

テリー伊藤の横で着ぐるみを着ていたかもw


私:自分の場合…客観的に冷静に見ると、

18歳の時点では上京して自活していくだけの

能力は無かったと思います。

もしかしたら、現場でたくましくなっていた

可能性もなきにしもあらずだけど、

頭脳体力精神力ともに、

大幅に足りていなかったと思います。

自分の場合はベースが名古屋市外なので

名古屋市内に通うっていうだけでも、わっしょいでした。

じゃあ、院の時点で東京出ていたら…という妄想もあるけれど、

それだと自活しながら博士論文書けたかな?と思うと

自分の力では及ばずでしょうね。

ただ、着ぐるみの中の人としてテリー伊藤と絡むのは

とても面白そうだし、そのような機会があれば経験してみたいですねW

自分の場合、もともと上品な人間でもなかったので、

もし人生うまいこといっていたら

きっと人の痛みのわからん人になっていた可能性が高いし、

さすれば、鷹の爪団との出会いもなかったことでしょうな。

だからこれでいいのだ、と思います。


氷川博士:イザナミがね黄泉の国から脱獄しようとした時に

「ここの人たちとご飯を食べたから、もうもどれません」と断ったよね。

そのあとに一度神様にきいてみますと言って座を離れる。

けれどもイザナミはいつまでも出てこないイザナミに業を煮やして覗いてみると

イザナミの腐乱死体が寝転がっていて脱兎のごとく逃げたしたので

イザナミはそれを鬼のようになって追いかけ回したという話があるけど、

田舎にのこる人は都会にいる人からみたらイザナミの腐乱死体なものかもね。


私:私は腐乱死体なのでしょうか…?


参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=n0viV_ThO98


氷川博士:都会の人にはそう見えるんじゃないかな。都会=東京

高天原は一つだもんね。

そういうのが好きな人たちがヤンキー批判とかしてるのよね。


私:そうだったのか…私は腐乱死体だったのか。

でも、反対側の傲慢な視点を持たずに済んで良かったよ。

かといって、地元で早く結婚した人たちにもバカにされている自分W

だけれども、だからこそ、凹みこそすれ、誰かを見下すことはないわ。

自分の唯一の取り柄はそこだな。

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ハスオカさん:このお話だと岡山県民の大半がマイルドヤンキーに

なるかといえばそうでもなく、

「東京じゃなくてもいいから卒業したら岡山から出たい」という人もいるので、

元々住んでいても地元に愛着が持てない人はイヤになることもあるでしょうね。


私:地元を愛せるか、の壁もあるでしょうね。

岡山の場合は大阪に行く人もいるのかな。


ハスオカさん:広島かもしれませんし 、埼玉かも。

マイルドヤンキーといっても東京のヤンキーはどうなんだ?

という指摘がされそうですね。

ネットスラングのDQNだと地方も都会も関係なくなる意味合いですが。

DQNは侮蔑語なので言い換えがマイルドヤンキーなのかもしれません。


私:DQNとマイルドヤンキーは違う気がする。

…という議論自体、なんか書籍の思惑にまんまとハマっている感があるなぁ。

あと、思うのは、現在は地方に残っている組に

情報リテラシー能力がある人が増えていて

(東京オサレカルチャーの渦中に

いないから常に冷静・かつ他に娯楽があまり無いのでネットしている)

パッと見はマイルドヤンキーの範疇に入るように見えても、

「あー、このソーシャルゲームはここらへんをターゲットにして

こんな感じでマーケティングしているんだけど、実際はこうだよね。

課金する派もいるけど、自分の場合はしない」

的な考察をしながらも、そのソーシャルゲームで仲間と遊べるくらい

一周まわって楽しんでいたりする。

消費者としてターゲットにされているのわかっていても、それが便利で

いいものだったら、楽しんでみようかな的な余裕すら感じるんですが…

=========================

しーもあさん: 東京で必死になって年収一千万でも

絶対に都内に一戸建て持てないしねw


私:しかしcasaとか見ていると、

有名なデザイナーが目黒で

コレクションを収蔵した凄い家をつくっていて、

見ているとどうにかなりそうです。





私:とくに…このムック、中野シロウさんの家が凄まじい。

中野シロウさんのお部屋、写真で見ると圧巻です。

*目黒のビルをまるまるアトリエ兼住居にしている中野シロウさん。
*3階建てのビルと6階建てのビルを全面的に改装したそうです。
*3階建てのほうにはこれまでクリエイションした作品と
ミーティングスペースと生活空間
*6階建てのほうはコレクションスペース
(これが凄まじいんだわ…端的にいえば
 ものすごい高級感あふれる「まんだらけ」みたいなことに)

一体、なにがどう転んだら、こんなに凄い家を建てることができるのか?
かつて雑誌でNIGOさんのコレクションルームを見て以来の驚きでした。

で、何が言いたいのか?といえば…

東京オサレ勢にもヒエラルキーが
あるんではないか?と思った。

つまり、私みたいな者は

地元<名古屋市<名古屋市のセレブな場所<東京<
目黒ってどこだ?<その目黒にあるという東京の中でも成功者の家

という視点で見ているため、あまりにも遠いので
このコンテンツはむちゃくちゃ面白いです。

いうなれば「高天原の宮殿スゲー」と思うわけです。

しかし、中野シロウさんのように成功する人は一握りなわけで、
東京には「中野シロウさんのようになりたかったけど
なれませんでした」な人がきっと数多くいるはず…

そんな層をターゲットにしてウケるコンテンツをつくろうとした場合、
「田舎に残って呑気に暮らしている人たちを見下げる」のが
手っ取り早そう。ついでに、「地元に残っているけど、
ヤンキー的なパラダイスに入れなかった人」(←自分もここに入る)
の読者層も取り込むことができる…。

しーもあさん:なるほどひねくれた差別意識ですか。

しかし東京行っても自分と話が合う人の密度は

変わらない気もする。

このネット時代に情報もモノの伝達速度も変わらないから、

東京の有利点はイベントが多いだけかも。


私:私が思う東京のイメージはですねぇ…

「ちょっと小粋な雑貨」が売っている場所。

でも、最近近所のモールにも東京で売っているような

オサレすぎる雑貨がお目見えしているわけで…


しーもあさん:名古屋のこじんまりした感じ好きですけどね。

東京は割と小汚いとこも多いし。

まあ、リニアも出来るし。

岡崎や豊橋でも個性的な感じの店とか有りますよ。


私:まぁ、なんだかんだ言いましたが、

いざ東京に行く機会があると嬉しいものです。

=======================

くっきいさん:ブログ読みました。

今のマイルドヤンキーって昔の夜の校舎ガラス窓を壊して

回ったヤンキーとは違うんですかね?

もうヤンキー座りもしない?

マイルドヤンキーだから座布団敷いてヤンキー座りしたりして。


私:でた!でたよ、想像の斜め上すぎるコメントW

くっきぃさんのイメージするヤンキーは

この本http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_21.html

によればヤンキー1.0で

90年代からヤンキー2.0になり、

いまのヤンキーは3.0らしいですよ。

========================

んはもさ(ヘルニア療養中):ヤンキーもそうだけど、

結局セレブと言われてる連中も似たものでしか

集団構成できない点では共通してるんじゃないかとふと思ったり。

私:あー、セレブ。ネイルサロンの評判で繋がる秘密結社ですか?

名古屋のセレブはヘアアクセの種類も指定されているとの噂を聞いたことが…

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名古屋観光案内

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どばとさんが10年後に名古屋を観光してくださるそうなので
その日のために名古屋観光案内のブログ記事を書いてみます。

まず、名古屋駅到着から…

名古屋駅でやるべきこと。

オサレ勢に断然おすすめなのが
タカシマヤよりもミッドランド。

http://www.midland-square.com

たぶん東京だと凄い混んでそうな店なんだろうなぁ…
というお店がギュッとコンパクトにまとまっています。
高級なハーブティーのお店とかあって
セレブな人におすすめです。

次に地下鉄鶴舞線に乗って、大須観音駅まで行きます。

江戸川乱歩ファンには聖地巡礼として
大須をおすすめします↓詳しくはこのリンクで
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/12/blog-post_3.html

たぶん名古屋では大須が一番面白いです。
参考までに、大須のコスプレサミットで撮影した
写真を貼っておきます。
(mixiフォトに置いておいた画像から転載)


大須の街を一枚の写真で表現するとこんなイメージです。

地元の商店街+サブカル+ブランドリサイクルのお店(コメ兵)に
寺院(大須観音と万松寺)が絡み合い、独特の文化ができています。

メイドカフェもありますし、
原宿文化っぽい店も最近できたので
http://www.aliceonwednesday.jp

若者とか、若者カルチャーが好きな人はここらへんを巡ると良いです。

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大須観音から商店街をまっすぐに歩いて行くと
上前津に出ますので、
上前津から矢場町まで歩きます。

矢場町には、松坂屋がありますが
おすすめなのがここの天むすです。
できたての天むすは幸せな味がします。
私は一人でわざわざ食べに行くくらい好きです。
(少し割高感がありますが、それを差し引いても好きです)

http://nagoya.xtone.jp/archives/tenmusu_chaya.html

=======================

矢場町までくると、栄まで徒歩で行けますので、
栄まで行ってみます。
栄の一番のオシャレゾーンはラシックです。
以前、ラシックで行われていたイベントで
展示されていた謎のチワワ人形の写真です。
(mixiフォトに置いておいた画像から転載)


あとは…名古屋の喫茶店の代表格、ボンボンに行くべし。

http://riekonaito.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

栄からタクシーワンメーターで行けます。

============================
以下、カオスゾーンへ…

もっとディープなゾーンに突入したい場合は

地下鉄鶴舞線で「いりなか」まで行き、
タクシーで喫茶マウンテンを目指します。


もっと極めたい方は、名古屋守山区のチベット寺院もおすすめ。




名古屋市外だと、犬山市には
岡本太郎先生の作品「若い太陽の塔」が展示されている
遊園地(モンキーパーク)がありますので
岡本太郎先生ファンは巡礼にこられてはいかがでしょうか?

facebookのアルバムのリンクを貼っておきます。

https://www.facebook.com/rieko.naito/media_set?set=a.157797640979010.36185.100002463253125&type=3

修繕工事直後に撮影した
若い太陽の塔の写真↓(ジオラマ風に撮影しました)





































名古屋の楽しみ方としては…

栄・矢場町・名古屋駅など「表の文化」だけ見ると
東京のミニチュアに見えてしまったりして
観光した気分にならないので…

大手がプロモーションしていないので
まったく知られていないけど
実は凄い!的な場所を巡るといいと思われます。

*大須
*喫茶ボンボン
*チベット寺院
*若い太陽の塔

もし、1泊されるんでしたら、リトルワールドと明治村も
おすすめです。

リトルワールド:http://www.littleworld.jp
明治村:http://www.meijimura.com

もっと深めたい方は以下のルートを参考にされてみてください!


==========================

でも、こうして改めて観光案内を書いてみると…
名古屋に関しては1日〜2日あれば
観光が済んでしまうような気も。

そこで、良いアイデアを思いつきました。

名古屋から新幹線で約1時間40分行ったところに、
なんと!!東京という街があるんです。

ですから、名古屋の観光のついでに
東京に行かれてみてはいかがでしょう?!(グッドアイデア)

映画コラム「苔から考える消費文化」

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毎月連載させていただいております
あじくりげの映画コラム掲載のお知らせです。

今回は、「苔から考える消費文化」についての
映画コラムであります。

某乙女系通販サイトで買ってしまった
苔の話から始まります…



映画は『MONZEN』と『アバウト ア ボーイ』を紹介しています。

(以下の『アバウト ア ボーイ』
予告編動画、スマホで表示されない場合はPCで)



コラムはちょっとだけチラ見せ・・・


映画コラム、続きはどうなるのか?

そして、このコラムは
そもそもこのコラムが掲載されている雑誌は

いったいどこで手に入るのか?

入手方法、詳しくは以下のリンクへ!!


購読者募集中 


欧州のキリスト教離れ

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これまでキリスト教についてまとめていましたが…

http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9537.html

いま・現在のキリスト教のリアルな姿を描いている
資料を探していたところ、
このルポがいいんじゃないかな?と思いました。



この号のP380〜
川口マーン恵美さんのルポ
「欧州で教会離れが進んでいる」です。

とりあえずデータが載っていてわかりやすい。

ドイツのキリスト教信者の数
*カトリック2400万人
*プロテスタント2300万人
両方をあわせると人口の約60%を占めているが
数が毎年50万人ずつ減っているそうな…

ドイツの教会の財源は2つ。

ひとつめは、歴史的になんやかんやあって
現行の州が教会に払っている賠償金。

ふたつめが、「教会税」

ドイツでは教会に属している人は
それぞれの収入に見合った教会税を
支払わなくてはならない。
(所得税の8〜9%)

ドイツ人はこういった税金は
教会の修復や教会経営に
あてられていると思っているがそれは違う。
そちらには一般税金が使われていて
教会税は聖職者の給料にあてられている。

しかし、ドイツ人は警察は信用しているが
教会はもっとも信用していないという
アンケート結果が出ているくらいなんだそうで…
住所届けの「宗教」の欄を「斜線」にする人が続出。

教会を離脱すると「教会税」を支払わなくて良いので若年層は
離脱する者が多い(1960年代後半〜)

ここ数年はカトリック教会のスキャンダル
(孤児院や寄宿舎での子供への虐待)
の影響での教会離れが進んでいる。

具体的なデータとしては2013年に行われた
SINUS 研究所がカトリック信者を相手に
行った調査をあげている。

ざっくりいえば…ドイツ国民は以下のように分けられるようです。

1)保守エリート:ミサに行く
2)自由主義的インテリ:教会の権力に批判的
3)キャリア成功組:キリスト教教育は是とするがミサには参加しない
4)前衛的進歩派:制度化した宗教は否定するが、
気に入った宗教ならば受け入れる
5)快楽主義者:教会が貧しい人たちの支援をすることは肯定するが
積極的には関わらない
6)穏健派:中間層。教会にいくのは結婚式。
癒しやスピリチュアルに興味あり。
7)社会派:教会の社会福祉には期待するが、信仰の場としては認めない
8)市民的中間層:教会の存在自体は社会の安定に役立つと思っている
9)伝統派:批判的な視点を持たない
10)教会に幻滅し、関わりを絶っている人たち

==========================
<コメント>

この分類、日本でも同じような分類をしてみたら
なにか見えてくるかもしれません。

日本でも宗教と
まったく関わりを絶っている人もいれば
スピリチュアルに傾倒している人もいて
仏教に対する考え方も種々様々ですから…
(仮)でもいいので
何か分類を考えてみたいと思います。

『若者の現在—文化—』(日本図書センター)

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昨日の「欧州のキリスト教離れ」の記事に関して…
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_27.html

多方面からコメントいただきましたので、
コメントが流れてしまうのはもったいないですし
ここに記載させていただきます。
(もし修正したい点などありましたらご一報ください)

*モトジィのコメント
教会離れとキリスト教信者が減っているというのは
別問題な気が。教会離れだとすると、
そろそろ第二次宗教改革の機運が熟してきたのかなw。
======================
*くっきいさんのコメント

日本の仏教をキリスト教と同じように

分類するのは難しそうですよね。

私は仏教徒で毎週説法聞きに行ってますとか

お寺主催のボランティア活動に参加してますと

いう話はあまり聞かないですし。

どれか選ぶとしたら仏教かな~みたいな人が多くって、

仏教徒だという人も正月は神社に行きクリスマスはお祝いし、

七五三は神社、結婚式は教会派、神前派、人前派、

お葬式はお寺みたいにその時にあった宗教を

チョイスするのが普通になってますからね。

日本の場合は仏教で分類分けするのではなく、

日本人の宗教との関わり方で分類するのも面白いかもしれません。

勿論、仏教も私が知らないディープな世界が

あるかもしれないので一概には言えませんが。

======================

*イギリスに留学経験のあるカオリさんのコメント

ここではドイツの現状に触れられているけども、
私がイギリスでお世話になったホストファミリーは
完全にクリスマス信者だったなぁ。
近くに通える教会がないほど田舎だったというのもあるけどw
それがどれだけ一般的かはわかりませんが(^^; 
ただ彼らはプロテスタントとは言っても英国国教会なので、
そのトップのエリザベス2世にことは大好きでした(です)。
たぶん宗教的な意味はないと思いますけど。
貧困層とインテリ層は国とか王室に対する批判が
多いです(中流層がいちばん保守的)。
イギリス王室ってイギリス人にとって特殊な存在なんですよ。
近代国家に王室なんていらないと思いつつ、それを楽しんでいるような。
パンクの精神って反発する対象がないと成立しませんし。

私:いらないといいつつ、それを楽しんでいる…というのはなるほどです。
ヴィヴィアンが女王への反発といいつつ、女王の子供服のAラインを取り入れて
コートやスカートをデザインしているから、そこらへんの矛盾がやっと理解できました。

参考記事:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_15.html

カオリさん:しかしVWは権威に反抗しつつ権威に認められるという、
不思議なブランドですね。Vivienneのオリジナルタータンチェックは
100年以下の歴史しか持たないのに正統と認められている唯一のタータンです。
私:パンクだったはずなのに権威に認められている…ってヴィヴィアンの戦略のうまさなんですかね?!あのマークを日本の神父さんが見て「あなたは信仰が深いんだねぇ」感心していて複雑な気持ちになったことがあります。
カオリさん:オーヴですねw ヴィヴィアン本人は戦略として狙っているとは個人的には思えないですけどね。あれをブランドマークにしたのも反抗心からだと思いますし。ただ、イギリス人はそういうの大好きな傾向がありますね。反骨精神とか。批判精神とか。
ヴィヴィアン本人はワーキングクラス(当時の感覚だとちょっと貧乏?)出身だと思います。努力と実力で成り上がった人なので。「私の服を親にもらった金でかうガキは大嫌い」とか一部の日本のファンを嫌ってますw
私:ヴィヴィアンのコメントわろた
==================
*HONDAさん
檀家さんのお友達がフランス人。
そのフランス人に「毎週教会行くかえ?」って聞いたら
「毎週なんて行かないw。あんな所、爺婆が行くところだぜww」。
欧州人は真面目かと思ったらそうでも無さそう。
檀家さんも「俺もそんなにお寺に来たことがないなぁ・・・(滝汗」

============================
ここで、次に何を読もうか?と
考えたんですが…

日本のコミュニティを考えるときに、やっぱり
ネットのコミュニティについても
考えるべきだろうなぁ〜と思いまして…
そこで、遠回りになるかもしれませんが、
この本の第二章

「デジタルネイティブ世代の情報行動・
コミュニケーション」
(二章の担当・濱野智史氏)
読んでみたいと思います。


P92〜

1)ライトオタクのコミュニティーは
たんに共通の趣味で繋がっているだけの
ゆるいつながりでしかない
(ライトオタクの発生源がニコニコ動画で
あるというのは同意http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/2002.html

2)組織としても凝集性低い

3)それでも可能性があるとすれば…
娯楽がそのまま社会運動になっている
という連帯の形

4)目的や連帯意識も低い。
それでも可能性があるとしたら
「節電ゲーム」のようなもの

節電ゲーム:http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1103/18/news072.html

5)2011年に秋から注目を集めている
「ウォール街占拠デモ」
ここで行われた「人間マイクロフォン」が
TwitterのRTに似ていた

6)ロンドンの暴動では「ブラックベリー」という
端末のみで直接メッセージをやりとりする方法だったので
警察が介入できず、暴動が広がったそうな


ここでは政治的思想よりも「ゲームの快楽」っていう点に
着目している点で…
そこに「危うさがある」と警告もしてある。
理念的にはAのほうがいいのに
快楽的なBに流れてしまう危険性を懸念しているのが
この論なんだけど…

以下、私のコメント===========
アーキテクチャVSユーザーの話、
そしてそれを調整する、という綺麗な話に収斂していて
まるで攻殻機動隊のセカンドシーズンの少佐か
クゼあたりが言いそうな
セリフを聞いているような気になってしもうた…

たぶんこんな感じをイメージしているような?



濱野氏の「アーキテクチャに完全に動物的に支配されてしまうという
最悪の事態からは、逃れ続けることができるのではないか」
・・・・・という攻殻のキャラの誰かが言いそうなまとめは
いったん少し納得できるんだけど、
やっぱり「ネットユーザーを上から眺めている感」
が気になる…。
(逆にいえば、濱野氏のようなエリート層はネットユーザーを
 どう見ているのか?っていう貴重な資料になってる)

たとえばP98の↓
特に知的リソースをもてあましているような、
社会に対する批判意識が高いタイプが
言説ゲームに引きつけられやすい…
という流れとか…
「ネットユーザーってこんな感じ」
っていう「なんとなくイメージ」が
固まっちゃっている感じが前提になっている感が
否めないような。
現在は「ネットユーザーの質自体」もかなり
変質していると思うんだよなぁ…。

いまは知的リソース(!?)が
どーのこーのっていうより
本当にいろいろな職業の人がネットにいるし
学歴とか職業とか関係なく
フラットに意見交換していると思うんだが…

一部の暴動の話は別として、
10年前のネットユーザーなら「動物的に動く」ことも
あったかもしれないけど、現在のネットユーザーって
そうそう容易に誘導されない気もします。

「動物的」とか「知的リソースをもてあました者の
推理ゲーム」とか、かっこいい言葉が
飛交っている本論ですが…
そんな表現でネットの世界を表現するのも
なんかアニメっぽく感じてしまう。

というか、むしろ、アニメのほうが
ネットユーザーの質の変化に敏感で…

以前、このページ
でサイバースペースのイメージが
だんだん変化していることを指摘したけど…(以下の部分)

========================

シリアルエクスペリメンツレイン(1998年)


インターネットは普及したが、まだ「自分 対 不特定多数」でチャットをしたり、「ハンドルネーム」でのやりとりがメインだった時代性を反映している。自己イメージはハッキリしているが、他者が「影」のようなものである。他者のイメージが「体の部品のみ(たとえば口だけ)」であることも。


「誰か話しているのかわからない」不安がそのまま表現されていて、当時のネットの状況を考えると、この表現は当時のネットユーザーの心象風景をそのまま捉えていたと思います。










カウボーイビバップ(1998年)



ここだとまだ「PC上の画面」がネットの海に漂っているというイメージ。


平面が折り重なっているイメージですね。






そして攻殻



「攻殻機動隊2ndGIG」2004年~2005年


ここだと、何種類もイメージが出現してきます。


まず、ベーシックな電脳空間イメージは上図。


平面の重層ではなくて、脳のシナプスがつながるイメージ。


その中にユーザーインターフェースが開かれていますね。




次にチャットのイメージ。



発言する人の「外見」と「声」が違うことで、ネットでのペルソナと現実でのズレを表現している。発言する人、聞くだけの人、両者の区別も分かりやすい。




3つめは、2ndGIGの11話「草迷宮」に出てくる


「思い出保管サービス」のサイバースペース。


「昭和ノスタルジー」のイメージに重なります。




(上図は攻殻機動隊S...プロダクションノート付属DVDより)



管理人のおばあさんは「残留思念で息が詰まることがある」と発言。思い出とサイバースペースを絡めると「VHS」という形を取るらしい。



ちなみに、士郎正宗の原作漫画(1991年)には、すでにサイバースペースが立体的な構造をしており、ニフティサーブは機能していたが、インターネットの一般普及以前にあって、このような「ネット社会」と「それに伴うサイバースペースのイメージ」を予見していた士郎正宗は先見の明があるとしか言いようがない。ってか、凄い。



ちなみにサマーウォーズ(2009)の

イメージは以下

(以下の動画、スマホで
 
 表示されない場合はPCで)



======================

アニメーションの世界では
ネットの「質」の変化に敏感に気がついて
表現を変えているのに、
社会学の分野では、ネット批評にかんして
あまり「温かみ」「血の通った感じ」がしないのが気になります。

でも、濱野氏が懸念していた
「デジタルネイティブ層がどんどん社会の中核になっていく」
という予言(予想?)はまさに的中していると思うし
(この書籍は2012年に出版されたもの)
「ライトオタク的なものがどこまで持続性のあるものなのか」
という疑問に関しては、私もそう思います。

ここ最近はタンブラーが出てきて
ちょっと違った層のネットユーザーが出てきている
気もするんだけど、タンブラーのコミュは
詳しくないので誰か詳しい人いたら教えてください。

ゾロアスター教(講談社選書メチエ)

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前回の記事に対して…
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_28.html

以前哲学の講義を受講していてくれた
かに君がコメントくれましたので載せます。

かに君:このまま行くと日本に居ると言われている「ヤンキー」が

ネットを覚えてライトオタクが少なくなりそうな気がします。

タンブラーって何ですか初めて聞きました。Tumblrではないんですか? 

私:かに君は鋭いなぁ…私もそう思うよ。

ってのは、数年前までヤンキー的ポエムに傾倒していた御人が

いまでは社会を俯瞰で論じるようになっているのを見て、

おおおおとなりました。

もともとヤンキー的な人は

「能力・エネルギーがあるのに学ぶきっかけがない」人が

多いし、ヤンキー層は外見がいい人が多いから

早めに不純異性交遊覚えるもんで、

なかなか勉強まで手がまわらんかったんだと思う。

それがスマホの爆発的普及で「きっかけ」が

できたんではないかと思うんです。

かに君:他のサイトで、最近のヤンキーはEXILE化していると

書いてあったのを見て

EXILEに失礼だろと思わずツッコミを入れたくなりました。

他にもAmazonを使ったことがないという人もいたと書いてありました。

カネがないのになぜネットを使わないのかということにも疑問を持ちました。

私:うーん、EXILEはエリート層から見たらヤンキー圏内に入るみたいですよ。

というか、むしろ逆に「エリート層の研究」したら面白いかもしれないね。

彼らは何を消費し、何を考えているのかとか…

逆にいえば、中・高でいじめられっ子だった側が勉強頑張って

エリート層に移行してたりする。でもイケメン・美人でモテて

なおかつエリートという人たちもいてもうfdkfwpf.///....

================================

とりあえず、若者論は保留にして、

気になっていたゾロアスター教についての本を

読んでみたいと思います。





ゾロアスター教の開祖の物語はざっくりいえばこんな感じ

1)紀元前12〜紀元前9世紀ごろ…

中央アジア〜イラン高原東部一帯では、民族移動途上の
古代アーリア人が、牧畜生活を送っていた。
ザラスシュトラは神官一族の息子として生まれた。
現代では無意味とされている呪術だけど
当時としては最先端で、ザラスシュトラは知的エリートであった。

2)20歳のときに、自分探しの旅に出た。
彼の宗教的主張はあちこちで紛争をまきおこしたそうな。
で、あちこちの部族を渡りあるく生活に…

3)ザラスシュトラは従兄だけ信者にできない弱小教祖だったが
(弱小すぎる)42歳のときにたまたまナオタラ族の王に出会ってから運が開けた。

4)王に気に入られ出世、政略結婚で権力もゲット

==========================

どこに独創性があったのか

1)古代アーリア人の神様は崇拝せず、新たに
「アフラ・マズダー」という神格を創案した。
(自分でつくったのか……)

2)さらにこの神様の下に
この世に善を広めるための6つの不死の聖霊たちが
存在すると考えた

3)さらにさらに、それらに対応する大悪魔や六大悪魔も述べている。

4)この開祖の独創的すぎる宗教改革により
古代アーリア人の神格が捨て去られて行った

5)中でも最たる被害者はミスラ神(ミトラと起源同じ)
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/01/hand-in-killer7frogmanshow.html

=============================
<コメント>

それまで崇拝を集めていた
神様を押しのけてまで「自分の脳内に閃いた神様」を
推して行き、権力を持ち、ゾロアスター教を広めて行った開祖。

かなり押しの強い感じのする人物です。

最初の信者が従兄のみだった→いきなり王様に気に入られる
ってあたりも気になります…。

たった一人で宗教改革をやってしまったこの開祖を
モチーフにして、ニーチェが二次創作をしたのも
なんとなくわかってきました。

ニーチェのツァラトゥストラ:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/05/4.html

ニーチェはそれまでの思想を全部捨て去り新しいものを
作りたかった。そのロールモデルに挙げた人物が
ゾロアスター教の開祖だったということなのかな。
(古代アーリア人の神様を軒並み押しのけた)

でも、そこまで、強引に過去の神様を
おしのけるだけの魅力がゾロアスター教のどこにあるのか
これから考えてみようと思います。

『スター・ウォーズ』とゾロアスター教

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昨日、たぶん何の反応もないだろうと思って
触れた「ゾロアスター教」ですが…

http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_30.html

意外にも、わりといろいろな情報を
いただいたので整理してみます。

カオリさん:自動車メーカー マツダの英語表記がMAZDAなんだけど、それはゾロアスター教のアフラ・マズダから来てるってむかし世界史の先生が言ってた。
その先生は雑学をたくさん盛り込んでくる先生だったので真偽は不明なんですが(^^;; 
でも英語圏で正確に発音してもらえるとは思います。

さばとぅん!さん:僕も大学のサンスクリットの先生に聞きました。MAZDAの件。

私:マジすか!仏教にも影響あたえてるみたいですよ、ゾロアスター教は。

さばとぅんさん:なんかの本で阿弥陀様がアフラ・マツダの影響とかありましたね。
岩波文庫の浄土三部経、でしたか?

私:え〜⁉︎そうなんですか。随所に影響あるんですね。
ゾロアスター教、キリスト教にも影響与えたとかなんとか

==============================

というわけで、意外にも、仏教やキリスト教にも
大きな影響を与えていたゾロアスター教…


ゾロアスター教がなぜそんなに大きな力を持ったのか?

たぶん善と悪にはっきりわけていて「わかりやすい」っていうのも
あるかも。実はスターウォーズの世界観の元ネタも
ゾロアスター教って言われてますね。

ジェダイ=善
シス=悪

ってわかりやすくて子供とか中二病とかの人にも
よくわかる世界観だと思いますし…。

善と悪の二元論はSFとか、漫画とか、アニメとか
そういったものと相性が良いように思われます。

注)キリスト教は二元論ではないという話は以下になります。
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/39.html

===================






















この本読むと、いかにスターウォーズの世界観の
ネタにされているかわかります。

以下の動画…スマホで表示されない場合はPCで


まず…

1)いったん善を選んだ人間は、善の戦士の象徴である
白色聖紐を腰に締め、アフラ・マズダーが
命じる善行為に邁進しなくてはならないとした。
(ジェダイの衣装って日本の着物を意識していると
思っていたけど、腰紐ってこっちが元ネタなのかな)

2)アーリア民族の血の純血のために
結婚はなるべく近親者で
(最も好ましいのは兄弟姉妹で、次にイトコ)

3)犬は善なる創造物で、蛙は悪なる創造物であるとされた。
(毎月蛙を殺す日が設置されていた)

善悪二元論とはいえ、積極的に悪を攻撃するわけではなく
「悪の汚れ」を善によって浄化するという
防御的なところが特徴なんだそうで…

<私の所感>
ちょっとタブー理論を思い出したりしました。(以下)

===他界観はどうなの?============

1)ゾロアスター教の開祖の脳内では「世界の終わりは近かった」

2)そのために、個人の死と世界の終わりには
それほど隔たりのない予定で布教していた

3)個人の死:肉体は滅ぶが、死後四日後に魂が天界へ赴く。
この際、生きているものは三日目までは悪魔払いの呪文を
唱えてあげる義務がある。そのあとの死体は鳥葬。

4)世界の終わり:地底から溶岩が噴出して終わると予言。
そのときに、溶岩が善人にはミルクのように感じられ、
悪人には堪え難い熱さに感じられるとされた。

5)しかし開祖の予言通りに世界の終わりは来なかった。
そこで、開祖の死後、予言と現実を擦り合せた結果
「保存されていた開祖の精子によって妊娠した処女から生まれた存在が
救世主になって悪を滅ぼす」ということになった。

この「擦り合わせ」は大乗仏教の未来仏信仰

とユダヤ教・キリスト教のメシア思想の成立を促したそうな。

=======================
<コメント>

これまで、仏教とキリスト教について調べても
「なんで仏教とキリスト教で似たところがあるんだろう」
くらいにしか思っていなかったりしましたが
ゾロアスター教の本を読んで氷解した感じです。

仏教まとめ:http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_14.html

キリスト教まとめ:http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9537.html

信仰って、時に人を救い、時に争いの火種になりますが…
歴史として見ていくと、人類の精神史を遡ることのできる
壮大な物語のようだなぁ、とも思えてきました。


『月刊住職』2014年4月号コラム掲載のお知らせ

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『月刊住職』(2014年4月号)で
葬送に関するコラムのページを
担当させていただいております。
この連載シリーズ
「激変する葬送にいかに
対処すればよいか?!」
もおかげさまで8回目となりました。
8回目のテーマは「仏壇に合掌できない
若者の増加と家仏壇の関係」についてです。

月刊住職四月号
P112〜P117

とにかく仏壇について考えてみたい方、
そもそも仏壇って存在自体何なのか?を掘り下げてみたい方、
1960年代の仏壇ブームとは何だったのか?
そして仏壇の現在…がわかる濃密なコラムでございます。
ぜひ、ご一読くださいませ。

★『月刊住職』購読希望者は以下の

フォームをご使用ください★


定期購読はもちろんのこと、

1冊のみ購入も可能です。

イスラム教とは

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前回のゾロアスター教についての

http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_31.html


記事に関してのコメント↓

松島どの:読むの遅れました。良い考察ですね、最後の一文も良い。

私:ゾロアスター教でカエルが嫌われているのと、
旧約聖書のモーセの逸話でカエルが山ほど出てくるのは
繋がりがありそうだな、と思いました!
それを引用したのが映画マグノリアだと思いました。

参考:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/11/blog-post_19.html

======================
さて、これまでイスラム教に触れてこなかったんですが
やはりイスラム教を調べずして
宗教は語れまいということも
思いました。

イスラム教を歴史的にわかりやすく
説明している書籍はやはりこの本だと思います。



この本のP174〜

1)イスラム教は7世紀はじめに、アラビアの部族宗教を基盤として
ムハンマドによって開かれた

2)当時の生活は、基本が遊牧で一部がオアシスに定住という感じ

3)当時のアラビア社会は遊牧→商業への過渡期

4)商業への発展から部族の結合が弱まり、
メッカでは富裕商人が連合して支配権力を持ち
それに反発も強まっていた。

5)ムハンマドは富裕な支配層に反発していた
部族の名門に生まれる→孤児に→親類に育てられる

6)生活は楽ではなかったけど、25歳のときに
40歳の富裕層の女性と結婚し、生活に余裕ができたため
瞑想をするようになった→(15年経過)→
ムハンマド40歳で啓示(ガブリエルからの啓示)

7)なかなか教えが広まらない→620年にヤスリブの人たちが
ムハンマドの教えを聞いて感動→なんやかんやあってヤスリブに移住することに

8)ヤスリブで共同体を結成したけれど、対立する勢力がたくさん

9)戦い&外交の結果、メッカを征服し
アラビア全土にムハンマドの名声が広がり、
イスラム教に改宗する部族がたくさん

(ムハンマドの後継者たちとその歴史は長くなるので保留)

===ここまで強い力を持つイスラム教の教えとは?====

この本のP186〜

1)コーランは22年間にムハンマドが受けた「啓示」が
書かれている

2)コーランの基本は
「神」「天使」「教典」「預言者」「来世」「神の予定」の
6つであり、それに基づいて
「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」「信仰告白」を義務づけている。

礼拝の様子を動画で探してみたらありました。
(以下の動画、スマホで表示されない場合はパソコンで見てね)


==========================

書籍『世界の宗教』によれば
イスラム教は他の教徒に関して多くの場合寛容であった
ということが書かれています。(この本、1980年に出版されたもの)

イスラム帝国では、もともと
征服した土地の住民にイスラム教を強制することはなかったし
(13世紀にインドで仏教を攻撃したことは例外として)
ユダヤ教徒とキリスト教徒に関しては
おなじ神から啓示された教典を持つ「啓典の民」として
尊重していたそうな。

ちなみに、現代社会でのイスラム教の状況について
は以下のページがわかりやすいので
このページを参照すれば良いと思われます

すごくわかりやすい:http://kamurai.itspy.com/nobunaga/tyuutou.htm

======================

最近、私がイスラム関連で気になった話題は・・・

*ユニクロがイスラム圏に出店するドキュメンタリーを
見たが、肌の露出に関して、日本とイスラム圏の感覚が違いすぎて
女性服が売れず、しかたないので現地で生産された服を
仕入れてユニクロオリジナルと混ぜて売っていた顛末を見て
「宗教に対する理解がなければ
ビジネスもなかなかうまくいかない」と思った。

*礼拝の仕方を正しく伝えるために
ロボットが導入されていること。
(以下の動画、スマホで表示されない場合はパソコンで)


*ドイツでキリスト教離れが進んでいる一方、
イスラム教徒が増加しているらしい。

鷹の爪7を観てきました!(ほんとにタダだった)

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今日は鷹の爪7の公開日!!

しかし、私は名古屋市外に住んでいるので
TOHOシネマズ遠いんですよね…

電車を乗り継ぐこと**分…
ついに着いたよTOHOシネマズ。












さっそく席を確保しました。

輝く「0円」の表示を見よ!
ほんとにタダなんだ…

映画がタダということで、まんまと
劇場売店でグッズを買ってしまった。




劇場版の売店の袋も鷹の爪だった!

なぜか鷹の爪GOのグッズが販売されていたので
買ってしまいました。

鷹の爪GO、懐かしいねぇ〜



リッチな気分になれるステッカーや
博士のメモ帳や、クリアファイルも買ったところ…
ほぼ映画の代金と同じくらいに。

やはりチケット代がタダということで
無意識のうちに
劇場チケットと同じ分くらいはグッズを
買ってしまう!

ちなみに劇場売店で買ったクリアファイルの柄が
レアな絵柄ばかり集めたものだったので
かなりグッときましたね。

↓この菩薩峠君とか
映画の内容の感想はネタバレになると危険なので
とりあえず今日は写真日記にしておきます。
(ネタバレにならない範囲でいえば
 声優さんのキャスティングが良くて
 さらに、おたまじゃくし君の声優の才能を感じた)

帰路の途中に、東急ハンズ寄っちゃったよ〜

ちょろぽん捕獲しました!

レジ横にみなさん勢揃いしていました!

天井にも吉田主任。

とにかく鷹の爪一色な一日だった…。
『鷹の爪7』、10日までタダで観られるそうなので
みなさん行ってみてはいかがでしょう。

ブログ更新1000回記念&ブログ開設2周年記念企画!なんとあのJBが実写で登場!対談

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ブログもついに更新1000回目ですよ。

千日回峰と比較すれば楽なものですが、
途中、ブログを更新している最中にも
あんなことやこんなことがあったなぁ…と回想すると
感慨深いです。
それでも続けることができたのは
ひとえに読んでくださる方のおかげです。

また、ブログ開設2周年を迎えることもできました。
というか、2年で1000回更新ということは
1年で割ると500回。
1年が365日だから
1日1回以上更新していることになります。

さて、1000回記念といたしまして
公式ホームページの大幅な
リニューアル(以下・ホームページビルダーで2日間かかった)
を決行しましたが、
さっそく古参の読者様より
「読む気がしなくなった」とのお言葉をいただき
どうしていいかわかりません。

なお、約15年前の知識でサイトをつくったところ
「15年くらい前のサイトっぽくで良い」との
意見もありましたので、これでいいのかもしれません。

また、今回はブログ1000回更新記念といたしまして
あのJBさん(過去のJBさんとの対談を以下のページにまとめてあります)

JB対談まとめ:http://www1.m1.mediacat.ne.jp/riekonaito/JB.html

が、顔出しをしてくれることになりました!
というわけで、我が家で撮影したJBさん(34歳)です。


着用服は、タチコマコラボモデルだそうです!

そして、手には『魔法少女まどか☆マギカ』
新劇場版のブルーレイBOX。
立派なオタク女子です。

JBさん:今日の手土産はこれだ!


新劇場版の限定パンフ。

私:これは凄いクオリティだ…。
細工が凝っている。

===そしてJBが持参した魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
を鑑賞したのであった=================

私:なんだこの半端ないクオリティーの高さは!

JB:私が劇場に**回足を運んだという理由が
わかっただろうに。初日なんて一日2回は観たからね。

私:正直、想像してた作品の斜め上を行き過ぎていて
グゥの音も出ない。
しかも、少女革命ウテナ、エヴァの劇場版、
シリアルエクスペリメンツレイン、
廻るピンクドラム、
そして女神転生の世界観の
エッセンスも感じるけど、最終的には
どの作品をも凌駕するものになっていて圧倒された。

バスのメタファーは映画『ゴーストワールド』の影響も
ありそうな気がするなぁ。
でも、結果的にどの作品にも似てない
圧倒的なオリジナリティーを感じる。
魔法少女モノの括りだと思って観ていない人が
いたらもったいないな。

今回の劇場版はイヌカレーのシーンもかなり増えているし。
イヌカレーが日本のアニメに及ぼした影響力は絶大だなぁ。
ヤンシュバンクマイエルみたいなアニメは
海外ものしか無いと思っていたところに
萌え絵✖️ヤンシュバンクマイエルっぽさだもの。
1コマ1コマをアートとして額絵にできるレベルだし、
正直、ルーブル美術館に行った時よりも感動した…。

たぶん、少女革命ウテナの「影絵少女」は
これがやりたかったんだと思うんだけど
当時イヌカレーみたいなジャンルを超えた
アニメーション作家がいなかったんだなぁ。

JB:しかも新劇場版って背景に名古屋らしきものが
見える瞬間があるのが嬉しい。

私:…いや、これは名古屋なの??


JB:いや、劇場で観たときはこの柵が無かったはずなのに。
柵無しだと、まるで名古屋だよ。

私:あ、このシーンは名古屋のスパイラルタワーじゃないか?!


もしほんとに名古屋がモデルになっていたら嬉しいのになぁ。

=====鑑賞後=============

私:いや、まじで感動した。
実際のところ、泣いてしまった。

セカイ系アニメが好きっていうのもあるけど
ここまでセカイ系を発展させることができるというのは
もうアニメを超えた哲学だわ。
TV版で概念になったまどかを
どうやって劇場版にするのか疑問だったけど
ここまでやるとは。

まどかとホムホムが
ロウVSカオスの対立になったということは…
これからも続編が出そうな予感もするわねぇ。

そして、今回の劇場版、一言でいえば
「QB、人間をなめんなよ〜」ということですな。

JB:ブックレットの虚淵氏のコメントによれば
あのエンディングはグッドとバッドの境界線で
判断は視聴者にゆだねると。
そもそもそれを判断するために
作品を観るんだそうな。

ちなみに、えーと、具体的にどの辺で泣いたの?

私:あのお花畑のシーンです。
純粋に感動したのもあるけど、
まど☆マギと「うまい棒」のコラボで
あの大切なシーンを思いっきり使ってしまっていたんだ!
ということに気がついて、妙な感動もありました。


JB:えええ、そこなの?

私:あのクライマックス感
溢れる名シーンを「うまい棒」のCMにしてしまうとは
むちゃくちゃすぎて…。
それと、JBの転職理由の背景には
「う*い棒」が関わっていた…ということを
思い出して、涙が出てきました。

JB:それは言わなくていい。

過去のまど☆マギ記事==================



いまこそ「サークルクラッシュ」の話をしよう【サークルクラッシュ同好会 会報誌第2号】

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以前、このブログにも取り上げたことのある
サークルクラッシュ同好会ですが…

http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_19.html


なんと、会報誌に2号が出てた!

会報誌の欲しい方はホリィさんのツイッターアカウントに
お問いあわせください。

ホリィさんのアカウント→@holysen

驚くべきは、1号→2号の圧倒的なクオリティUPです。

ほんとに感動しました。

内容にも感動したと共に、
サークラ同好会の会長ホリィさんの成長ぶりに感動した。

サークラという難しくてデリケートなテーマで
これだけの執筆陣を集め、丁寧に愛をもって
本をつくられていること、そこに感動できた。

また、2号を読むと、
ホリィさんがサークラに関して

「クラっしゃられる側」
「クラッシュする側」

両者の調査を行い、中立の立場で
研究を進めていることが分かり好感が持てた。

1号は全体的に「クラッシャーには気をつけろ」
という警告にも似た印象だったけど・・・

2号からは「クラッシャー自身の心のクラッシュ」にも
着目していて、しかもそれを
当時者からの丹念な聞き取り調査からあきらかにしていた。

また同誌は、サークラを「小説としての表現すること」にも
成功していて見事であった。

雪原まりも氏の小説、あーりん氏の小説、
どちらもガッツリ読めるクラシャー小説となっていた。

前者は夏目漱石の『こころ』へのオマージュにもなっていた。
というか、むしろ現代版『こころ』と言ってもいいかもしれない。
逆に、「よくよく考えてみれば、夏目漱石の『こころ』も
サークラ小説なんだよな」と気づかされるところも面白い。
しかも京大が舞台。
実際、京大生ってクラっしゃられる人多いんですかね・・・

あーりん氏の小説は「わたしはいかにしてクラッシャーとなり
その結果どのような心情に至ったのか」という
独白形式となっていて読み応えがあった。
コンプレックス、チヤホヤされたいという欲望、
その欲望の行き着く先にある果てしない虚無感。
短編なのに全部盛り込んであって圧巻でした。

黒松氏の「裏フィールドワーク」もゾクゾクするような内容。
黒松氏はメイドカフェのメイドさんのクラッシャーの生態を追っています。

かつて民俗学者の赤松氏がムラ社会の「性」や「夜這い」を
行商をしながら調査していましたが

http://riekonaito.blogspot.jp/2013/01/blog-post_30.html

黒松氏の裏フィールドワークには、
赤松氏のような熱意を感じましたし
これこそ現代のほんとうの民俗学であると感心しました。

ブラッシュアップしたらもっと面白いコンテンツになりそうなのが
「とある漫研で…」かな。
裏倫理委員の対談になっているんだけど
テープ起こししてそのまま書いているのか
ちょっとわかりにくい。

人間関係の相関図を入れるか、
少し編集したりしたら、もっとわかりやすくなると思う。

とくに「Aはわざと雨に濡れてきたのはないか?」
という推理を皆で導き出すところにクライマックス感を持ってくるように
見出しなどをつけると良いと思う。

そして、今回の肝はホリィさんの社会学的考察の論文だろうと思う。

現代社会のコミュニティ考察の後、
サークルは「最後の藁」であるという結論の後に
自身の「サークルクラッシュ同好会」がメタ集団として機能しつつあること、
社会の中でそのサークルクラッシュ同好会が
今後どのような互助作用を持つ可能性があるのか?
・・・という志高いものにまで昇華されている。

高学歴層の閉鎖的世界でのサークラ的な現象
(複雑な要素が絡み合っている現象なので、
 サークラとは言い切れないが・・・
 「サークラ的要素がない」とも言いきれないと思う)
がニュースを賑わせている
いまこそ、サークラ研究が日の目を見るべき時が来たと思う。

月刊サークルクラッシュ創刊
NPOサークルクラッシュ防止協会などなど・・・
これからこの活動は無限の可能性を秘めているように思います。

サークラ同好会会誌は1号をパイロット版、
2号を正式な創刊号と見なしてもいいかもしれない。

1号は「存在自体が斬新だしおもしろいけど同人誌」
という感じだったが・・・
2号は商業誌レベル以上の出来だと思う。
濃密で、クオリティが高く、いい仕事がしてあった。

同人誌だからこそ、自由にできるという面もあるかもしれないけど
こういう草の根的な啓蒙活動こそ社会を良くしていくものだとしたら
もっと社会的な影響力を持つために
同人誌以上の活動に発展させていくことにも期待しています!
会長のホリィさんが商業誌でデビューされること、
もしくは何らかの形でメディアに出ることも期待しています。

==============================

ちなみに個人的に、究極のサークラ映画として
『富江 ビギニング』をあげたいと思います。
ホリィさんにもぜひ、この映画を観ていただけたら、と思います。

『富江 ビギニング』解説は以下へ
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_3.html

松本莉緒演じる富江があれよあれよという間に
サークラを引き起こし、最後には学校自体がクラッシュし
廃墟と化した後に、2人の同窓生が回想として
「富江が巻き起こした究極のサークラ」について語る
というこの映画。

この映画を観ずしてサークラは語れませんぜ。

世界の宗教(1)

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自己紹介は以下のリンクへ…
http://www1.m1.mediacat.ne.jp/riekonaito/

*講義毎にコメントカードを出そう(これは点数UPに繋がる)

*もし、Twitterのアカウントを持っている
学生さんがいたら
Twitterでも質問受付中(秒速で回答できるようがんばります)
アカウントはhttps://twitter.com/drjoro
このアカウントをフォローして、
質問をすれば、きっと回答が返ってくる!

<この講義のコンセプト>

*特定の宗教を掘り下げていく…というよりは
異文化理解の視点でいろいろな宗教を
「知っていく」講義です。

*なんで、それが大切なんだろう?

たとえば…
ユニクロのイスラム圏進出のエピソード

「ラマダン」(宗教的な断食)が
ビジネスチャンスだったり、
肌の露出に関する基準が非イスラム圏と違ったり。

それを知らずに進出すると…?

*海外の文学や文化を学んでいく上で
宗教は避けては通れない

*実は漫画・アニメ研究にも役に立つかも?!

====================

世界の宗教を巡る心の旅路…どこからスタートする?
2つの出発点を設定してみる。

ここらへんはどうだろう。

*日本の神話

*ゾロアスター教(なぜゾロアスター教なのか?
は追々説明していきます)

ここから始まって、日本の宗教観がいかに変容してきたか…
そして現代日本はどんな状況になっているのか?

まで辿れたらいいかも。

では、まずは日本の神話から考察していこう!

古事記まとめシリーズは以下のリンクをクリック
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_13.html

ゾロアスター教その1:http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_30.html

ゾロアスター教その2:http://riekonaito.blogspot.jp/2014/03/blog-post_31.html

現代風俗文化論(1)

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*自己紹介
http://www1.m1.mediacat.ne.jp/riekonaito/

*講義毎にコメントカードを出そう(これは点数UPに繋がる)

*もし、Twitterのアカウントを持っている
学生さんがいたら
Twitterでも質問受付中(秒速で回答できるようがんばります)
アカウントはhttps://twitter.com/drjoro
このアカウントをフォローして、
質問をすれば、きっと回答が返ってくる!


*この授業の2010年〜2014年の歴史を振り返ろう。

2010年:女性誌の記事を題材にする。
(当時はまだ「女性誌」の話題を共有できた)

===========================
そのときにアンケート調査しておいた結果がこちらに







============================

2011年:雑誌 JJ を題材にするが、
なんのことだか分からない学生さんが。
若者文化の中核が「雑誌」から
違う軸にズレはじめているのかと考え始める。

2012年:カワイイ文化やバブル期の文化を軸にする。
講義録はネットで閲覧できる!
ブログをパソコンで閲覧するとタグの中に
「2012年現代文化講義」というタグがあるよ。
それを辿れば、2012年の講義の概要や
学生のプレゼンも閲覧できるという仕組みです。

2013年:ガールズカルチャーやスクールカーストの消失を軸にする。
2012年と2013年の雑誌JJを比較して愕然とした。

愕然としたときの記録:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/21.html

昨年の講義録もネットで閲覧できます。
講義録はネットで閲覧できる!
ブログをパソコンで閲覧するとタグの中に
「2013年現代文化講義」というタグがあるよ。
それを辿れば、2013年の講義の概要や
学生のプレゼンも閲覧できるという仕組みです。
==============================================

そして2014年…

もしかしたら若者文化の主軸ってスマホ?と考える。

そう考えた過程の記録はこちら…


そこで、2014年のこの講義でアンケートをとって、
2010年のアンケート結果と比較してみたら
若者文化の変容に関してなにか見えてくるのでは?と
(仮)で考えています。

強制ではありませんが、アンケートにご協力いただけると
きっと何かが見えてくる予定。

ちなみにざっくりしたデータは4月6日の中日新聞(サンデー版)に載っていました。
ここらへんをこの講義で掘り下げていけたら・・・と思います。
(すいません、なぜか縦になりました↓)




























=========================

プレゼンについて説明

*強制ではないので気楽に

*しかも個人発表かグループ発表かも選べます

*もしプレゼンを行うとボーナス点が

*とはいえ、プレゼンを行わなくてもテストとコメントカードで
単位は出るので安心してください

*昨年までの講義の学生のレジュメを持ってきたので
それを参考にして、プレゼンをするかしないか決めてください

*プレゼンをするかしないか決めるのは
来月あたりでいいので、ぼちぼち決めてください

===========================

この講義の教科書について☆

なんと昨年の講義内容が
アニメ『鷹の爪』とまさかのコラボ。

↓の画像をクリックするとAmazonに飛びます。



しかも教科書なのにシール(四種付き)

しかもAmazonなら中古で500円!

どんな内容なのか?
詳しくはこちらへ
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/07/blog-post_6653.html

==========================

4月10日の講義を受講される方のためのリンク集

2014年 雑誌VSネットカルチャー アンケート結果出ました☆

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以前、2010年に
ご協力いただきました
アンケート結果をまとめたシリーズがありましたが…

2010年に女子大学生(2・3年)にご協力いただいたアンケート結果まとめは以下
===========================
こちらを昨日(2014年4月10日)行ったアンケート調査と比較して…

2010年→2014年で若者文化が
雑誌からネット・スマホ軸にシフトしたのか?

それとも、やはり雑誌文化は継承されていて
ネットと併用されているのか?
を探って参りたいと思います。

=====================
なぜアンケートをしたか?の経緯↓

もしかしたら若者文化の主軸って雑誌よりも
スマホ?(仮説)と考える。
そう考えた過程の記録はこちら…


===============================
(以下、2014年4日10日
 大学2・3年の女子大学生にご協力いただいたアンケート結果)


1)雑誌読まない派で、ネットでの買い物をされている方ですね。
友人に「自分は元気だと伝える」という使い方、なるほどです。

2)やはり雑誌は馴染みがない文化なのか…?
あと、ネットにはじめて触れたのは小学生ってのがデフォみたいですね。

3)↓かと思えば、MOREを読んでいる方を発見。
2010年にもMORE読者はいらっしゃいましたし
MOREは強いな。



4)GINZA読者さんがっ



5)ネットで小説を読む、という使い方をしている方ですね。
そして、やはり強いJJ Cancam nonno


6)小学生以下でネットに触れている方を発見。
根っからのネットユーザーでも雑誌は併用して情報を集める派は
いるみたいですね。


7)おお、NIRON!オシャレだ

8)旅行記録とかライフログ的に使うっていうのもありなんですね

9)2010年の調査ではViVi読者が多かったけど
それに比べて減ったとはいえ、やはり根強いViVi

10)友達との連絡。なるほど。私の時代は電話でしゃべる、
メールが多かったような気がしますが
いまはSNS で連絡し合うんですね。


11)意外だけど、アバターっていう存在はわりと知られていないみたいですね。

12)自撮り…ふざけて送りつけるWなるほど、ネタとして楽しむ感覚なんですね。


13)盛れたら送る…わかりますわかります
あと自分の知らない雑誌名が出てきて
やはり時代についていけない感に焦ってきましたので
今度チェックしてみます。

14)TV誌(ほぼ全部)…とは雑誌の役割はやはりデカいのかな
(特に芸能好きの場合は雑誌は重要)

15)でも雑誌読まない派も着実に増えている…
16)ViVi強いな

17)青文字系雑誌と2chとニコニコ動画の組み合わせで
情報収集しているというのが、いかにも新世代っぽいと思います

18)between??
知らないSNSが出てきてあわてて調べてます。
かと思ったら恋人専用SNSか…
そりゃ私が知らないはずだわな…


19)プリクラをライフログ的に使う、っていう像が見えてきたなぁ
20)すみません、アンケート用紙に自分の
コーラこぼしてしまいました…(ほんとにすみません)
二次創作にネットを使用されている方の貴重な資料ですね。
アバターを自分とは切り離して使っているという事例も興味深いです。


21)また知らないSNSが出てきたので慌てて調べています

このSNSはファッション雑誌の代わりとして機能してそうですね!

22)ゴシップスは私も読んでますわ

23)盛れるから…とても素直な理由です。
激しく同意します。

24)いざというときのためのプリクラ。
なんとなく気持ちがわかるような。
25)ViViも読むけど、2chも見る。多面性が新世代ぽい。


26)ViVi読んで、2chとニコニコ動画見て、アニメが好きで自撮りも
プリクラもする…この感覚が私の世代にとって、とても新鮮に感じますよ。

27)リサーチ。
28)「思い出つくり」ってのがプリクラのモチベなんだなぁ



29)JJ読み始めました…に(笑)をつけてしまえるのが新世代っぽい

30)ネットで買い物する人がわりといますね
31)おおお、「今日のかわいい自分をのこして遠距離の彼氏に送る」とは!
これぞ、自分撮りガールの王道って感じがしてきました!

32)BL好きで雑誌も読み、Twitterとニコニコ動画を使われている方ですね

33)15時間ネットを使っている猛者が!凄いです。
アバターを「ネットの人っぽくしている」というあたりが玄人すぎる(感心

34)さきほどの15時間派とはうってかわり
1時間未満派です。

35)やはり強いViVi


36)青文字系雑誌で通販サイトを利用するパターンですね。
あと、スキャナーが紙づまりをおこして
紙にしわができました…ごめん
37)雑誌を読まない、ニコニコ動画を見るパターンですね


38)がっつり雑誌ユーザーさんを発見!
アート系、カルチャー系の方はやはり雑誌愛好傾向があるかな。

39)がっつり雑誌ユーザーでなおかつタンブラーも2chも嗜むという
幅の広い御方ですな。
40)ハングアウトとはグーグルビデオ通話のことですね。


41)コスプレ、サブカル、装苑…と多岐に渡って活動をされている
様子がうかがえます。

42)なつかしい、私もSCREENはよく読んでいたなぁ

43)アメーバピグって思ったよりも浸透していないのかな。

44)アニメ系雑誌、hulu、通販、2ch…なるほど。

45)nonnoの読者さんは一定数いる。
でも、2010年のnonnoの強さに比べたら
2014年はnonno派が減ってる。
たしか途中でnonnoイメチェンした覚えがあるんですが
そこらへんで読者離れたのかなぁ。
もう一度、雑誌を一通りチェックしてみようかな。


46)でも、やっぱり強いnonno
47)ジャニーズファンは根強い。
昨年、ジャニーズについてプレゼンしてくれた
学生さんがいらっしゃいましたよ。
戸塚担とのご報告ありがとうございます。


48)二次創作を見る派ですね

49)プリクラと自撮りの公開境界線がそれぞれ違うところが
情報管理能力が高いなぁと感心させられます

50)新世代ガーリー誌LARMEの名前が!
気になっている雑誌です。チェックしてみよう。

51)雑誌を読まず、ネットで買い物をする派ですね。


52)スマホは使うけど、PCは使わない派ですね

53)雑誌とネット併用派ですね
54)じわじわ広がるLarme


55)2ch強いなぁ

56)ダ・ヴィンチ読者さんです

57)四時間以上、二次創作小説をネットで読む…
ということはいかに二次創作小説のジャンルが盛り上がっているかって
ことですね。


58)リア友オンリー派ですね

59)anan読者を発見
60)LINEアバターってかなり濃い感じにつくれるよね


61)少し似ているけれども理想もまぜる…私もそうですわ

62)海外ゴシップ海外ニュースをネットで見て、雑誌は読まないという
国際派が!

=========================
メッセージ:アンケートにご協力いただいたみなさま
まことにありがとうございました!!

以下、2010年→2014年の
変化をざっくりまとめてみる。

2010年は71人中10人が「雑誌読まない派」
2014年は62人中14人が「雑誌読まない派」

たしかに、ざっくり見ても雑誌購読者は減ってる。

たしかに減っているが…雑誌文化は
壊滅的な打撃を受けているわけじゃないし
むしろコアな趣味の人は
雑誌を山ほど買っている。

王道雑誌がコレ、というものは崩れたけど
それぞれの自分の守備範囲のものを
掘り下げるために
一人が多く買っているというのが正解かな。

あと、2010年はギャル系雑誌、キューティ、ViVi、nonno
そして地方のローカルファッション誌
あたりが強かったけど…

現在は、キューティとローカル誌の文字が見当たらず、
ViVi、nonnoは相変わらず強いけど2010年ほどには強くない。
新規でLarme登場している。

あとは…ファッション誌の代わりになるような
SNSが登場しているけれど、
それが雑誌の代わりになるまでは成長していない。

自分の予想としては「雑誌読まない派」がもっと増えているかと
思っていただけに、予想外でした。

今期はネットカルチャー軸にするつもりだったけど
雑誌の動向もチェックしておくべきかな。

しかし15時間ネットやっている派から1時間未満の人までいるし
使っているツールも目的も千差万別、
ネットとの関わり方にもグラデーションがありすぎて
収拾がつかないなぁ。

あえて、そのなかで一つの方向性を見つけるならば
「2ch」「ニコニコ動画」がいかにガールズカルチャーの中にも
浸透しているのか、ということでした。

LINEの浸透はあたりまえのようにあるだろうと思いましたが
意外にどんな趣味の人も見ているのが2ch。
==========================
私の考察では至らない点が多々あると思いますので、
「ここもっとツッこむべき」という点がございましたら
ご意見をお寄せいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
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